人を知る
ナカダ産業で働く社員の声から仕事内容や一日の流れ、ナカダ産業で働く魅力をご紹介します。 |

| ラッセルは「整経8割」。だからこそ、巻きのひとつひとつに神経を注ぐ |
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ナカダ産業に入社しようと思ったきっかけは?
地元で働きたいという思いがあり、転勤がなく、日勤で土日休みという条件に合う仕事をハローワークで探していたところ、ナカダ産業を見つけたのがきっかけです。また、「網ってどうやって作るんだろう?」という純粋な興味もありました。実際に会社見学に行くと、想像以上に機械が大きくて驚いたのを覚えていますね。
入社前に不安だったことは? 実際に働いてみてどうでしたか?
看護の専門学校を中退していて、それまでの社会経験といえばアルバイトのみ。正社員として働くこと自体が初めてだったので、「社会人としてやっていけるのか」という漠然とした不安がありました。また、組織の中で人間関係を築けるかどうかも心配でしたが、いざ入社してみると、先輩方は皆さん明るくてやさしい方ばかり。とくに、最初に担当してくださった先輩が親身に接してくださり、わからないことも気軽に聞ける雰囲気があったので、人見知りの私でもすぐに職場になじむことができました。
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どんな仕事を担当していますか?
製造工程の中でも初期段階にあたる「整経(せいけい)」を担当しています。これは、網を編むために必要な糸をボビンに巻く工程で、指示書に基づき、糸の長さや幅、必要な本数を過去のデータから算出して準備します。日々の業務では、教えてもらった内容をまずメモに取り、それを自分の言葉に落とし込んで「自己学習ノート」にまとめるようにしています。入社以来続けていて、今は2冊目。最近では、研修で来られた方に説明する場面でも役立ちました。
仕事をするうえで、大切にしていることはありますか?
ラッセルは「整経8割・本機2割」と言われるほど、整経の出来が後工程に大きく影響します。だからこそ、トラブルなくスムーズに網が編めるよう、「きれいに巻く」ことを意識しています。たとえば、糸の引っかかりを防ぐために、あらかじめボビンを研磨したり、巻く前に糸の状態を確認して不良があれば除くようにしています。また、巻き取り中も目を離さず、状態の変化を見逃さないようにしています。糸のテンションやスピードは、網の種類によって微調整が必要です。機械が主役の工程ではありますが、人の目と感覚が欠かせない、大切な仕事だと感じています。
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やりがいを感じるのはどんなときですか?
自分が整経した糸が、本機でトラブルなくスムーズに1ロット終わったときは、やっぱり嬉しいですね。作業を手伝っていたときに「助かったよ、ありがとう」と声をかけてもらえたこともあり、そんな一言が励みになります。表には出ない仕事ではありますが、誰かの役に立てていると感じられた瞬間に、やりがいを実感します。
入社当初と比べて、仕事への向き合い方に変化はありましたか?
入社当初は、今とは別の部署にいて、先輩とペアで仕事をしていました。分からないことがあってもすぐにフォローしてもらえていたので、責任について深く考えることはありませんでした。現在の整経の仕事は基本的に一人で担当するため、トラブルが起きれば後工程に影響が出てしまいます。ミスをきっかけに責任の重さを実感するようになり、今では「自分がやらなければ」という意識を持って、丁寧に仕事と向き合うようになりました。
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社内の雰囲気は? 上司や先輩との関係性で印象的なエピソードがあれば教えてください。
性格も考え方もいろいろな人がいますが、みんな明るくて、気さくな方ばかり。上下関係はありますが、プライベートの話をすることもあり、相談や質問もしやすい職場です。真面目な話もしっかりできるし、ちょっとした雑談もできる。そんな距離感が心地よくて、働きやすさにつながっていると思います。
ナカダ産業の魅力は、ズバリどんなところにあると思いますか?
人間関係の良さは、間違いなく魅力のひとつです。あとは、休みの取りやすさですね。女性にとってはとても働きやすい環境だと思います。私は現在、3歳の娘を育てながら働いています。産休・育休を2年間取得し、昨年3月に職場復帰しました。最初の1年は時短勤務(9時~16時)で働き、今はフルタイムに戻っていますが、急なお迎えや発熱での半休、有給取得もしやすく、子育てと仕事の両立がしやすい職場だと感じています。 | 
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最後に、これから応募を考えている方へメッセージをお願いします。
工場での仕事が初めてという方でも、安心して飛び込んできてほしいです。分からないことがあっても、何度でも丁寧に教えてくれる環境があるので、不安に思わずに、どんどん質問してもらえたら。そのやり取りの中で自然とコミュニケーションも生まれるので、少しずつ職場に慣れていけると思います。
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