生分解性土のう
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生分解性土のうについてのお問合せ
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E-バッグ
![]() | E-バッグ(生分解性土のう袋) 生分解性土のう『E-バッグ』は、とうもろこしなどの再生可能な植物資源由来の樹脂(ポリ乳酸)を原料にした繊維を使用した土のうで、緊急時の水防資材や自主防災の備蓄資材として用いられます。自然環境のもとで炭酸ガスと水に分解され、炭酸ガスは再び植物の光合成の炭素源として再利用される素材です。土のうとしての初期性能も従来のポリプロピレン、ポリエチレン及び、麻等から成る土のう同等以上の性能を有しており、土を入れた際の運搬性、施工性についても問題ありません。また、最終的には自然に還るため(土中で約3年が目安)、施工後撤去の必要がありません。 旧NETIS番号:CB-040082-A |
特長
![]() | 環境に優しい原料に自然循環性素材を使用しています。従来の土のうと同等以上の強度と施工性袋の強さおよび施工性は、ポリプロピレン、ポリエチレン等の従来製土のうと同等以上です。施工後の撤去が不要土中で微生物により炭酸ガスと水に分解されるため、撤去が不要です。 |
適用範囲
- 国定公園など、天然由来以外の部材を搬入出来ない場所での施工。
- 水分・臭気を含む泥等の搬出等、中詰め材が乾燥するまで土のうの撤去が不可能な場合。
- 盛土の基礎等に用い土のう敷設後、撤去不能となる場合。
施工手順
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活用に当たっての留意点
- 施工後、放置しても自然に還ります(水と二酸化炭素に分解)ので撤去が不要です。
- 備蓄等長時間に渡って保管する際は、温湿度に留意してください。
活用の効果(従来技術との比較)
比較条件 : 土のう(ポリプロピレン製)
| 活用の効果 | 比較の根拠 |
経済性 | 低下 | 製品価格UP、およそ9%程度 |
工程 | 同程度 | 施工工程は従来と同等。 |
品質 | 向上 | PP、PE及び麻製品と比べ、強さ性能向上。 |
安全性 | 向上 | 袋の単位面積あたり強度向上、中詰め材の漏れ無し。 |
施工性 | 同程度 | 従来製品と同等。 |
環境 | 向上 | 再生可能な植物資源を原料としており、環境に負荷を与えない。 |
仕様
規格 | 500mm × 600mm |
重量 | 約20kg |
中詰材 | 土砂・玉石(50mm程度) |
スリングバッグ
![]() | スリングバッグ(生分解性大型土のう) ナカダ産業株式会社・中日本航空株式会社 共同開発商品。 日本初の環境に優しい、ヘリコプターでの運搬が可能な大型土のう(1立方メートルタイプ)です。 旧NETIS番号:CB-040082-A |
特長
![]() | 環境にやさしい(生分解性繊維)原料のポリ乳酸繊維は自然分解性の素材です。生分解性を有するため、施工後約5年で炭酸ガスと水に分解され、設置後の撤去が不要です(従来製品は生分解性の無い合成繊維を使用しています)。ヘリコプターによる無人化施工日本初のヘリコプターで運搬可能な大型土のうです。 緊急災害時または、土砂崩れ等が予想される危険箇所の砂防工事の際、無人化施工が可能です。災害用備蓄資材として緊急対応緊急時の水防資材や自主防災の備蓄資材として用いられます。従来品(ポリプロピレン=PP製土のう)に比べ同等以上の強さ性能があり、土を入れた際の運搬性、施工性についても問題ありません。 |
仕様
品名 | スリングバッグ |
型式 | SB-1㎥-01 |
形状 | 円筒状袋(大型土嚢袋) 注入口 巾着方式 ※吊ベルト6本上部3箇所アイエンド加工(2本毎) |
寸法 | 本体 1000φ×1000H |
吊長さ | 約2200mm |
容量 | 約1.0㎥ |
材質 | 生分解性繊維製 |
仕様荷重 | 約1.8ton |