洋上風力発電設備に係る洗掘防止工法の確立に関する共同研究について
ナカダ産業株式会社では、この度、洋上風力発電設備洗堀防止工法研究会の一員として、国立研究開発法人海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所（神奈川県横須賀市、所長：稲田 雅裕）および一般財団法人 沿岸技術研究センター（東京都港区、代表理事・理事長：高橋 重雄）とともに洋上風力発電設備に係る洗堀防止工法の確立に関する共同研究を実施しています。
我が国では、外洋に洋上風力発電設備を設置した事例がほとんどなく、洋上風力発電設備支持構造物（モノパイル等）周りの洗堀機構及び洗堀を防止する対策工法については、必ずしも技術的知見が十分には蓄積されておりませんでした。
網状の袋材に石材を充填した袋型根固材は、防波堤や河川堤防の侵食対策として技術開発が進められ実用化されており、安定性、施工性、維持管理性、経済性の観点から洋上風力発電設備支持構造物周りの洗掘防止工法としても優位性が期待されております。
このため、洋上風力発電設備支持構造物周りの洗堀機構を明らかにし、袋型根固材を用いた洗堀防止工法の合理的で経済的な設計手法の確立を目的とした共同研究に取り組んでまいります。
◆共同研究者
国立研究開発法人 海上・港湾・航空技術研究所 港湾空港技術研究所（所長 稲田 雅裕）
一般財団法人 沿岸技術研究センター（代表理事・理事長 高橋 重雄）
洋上風力発電設備洗堀防止工法研究会
（構成員）ナカダ産業株式会社（代表取締役社長 蓑川 的人）
株式会社不動テトラ（代表取締役社長 奥田 眞也）
前田工繊株式会社（代表取締役社長 前田 尚宏）
◆詳細な研究内容は以下リンク先をご参照ください。
・一般財団法人沿岸技術研究センター
https://www.cdit.or.jp/o_news/20201223.html
・国立研究開発法人 海上・港湾・空港技術研究所港湾空港技術研究所
https://www.pari.go.jp/press/2020/press20201225.html
 ロックユニット（袋型根固材） |
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